2013/07/02

というわけで、10年目に突入しました。これも私のアウトプットをインプットしてくださる皆様、私のインプットとなるアウトプットをしていただいている皆様のおかげです。いつもありがとうございます。

10周年なので軽く歴史を振り返ります。

2004年にWSH Lab.というサイトを中心としたWSH / VBScript関係の活動が評価されてfor Developer - Scriptingという分野でMSMVPを受賞したのがはじまりです。

実はWSH Lab.を始めたのが1999年のことで、それ以前も1997年頃からWindows系のニュースグループに出入りして、オンラインコミュニティではMVP受賞前も知る人ぞ知る存在ではあったように思います。(なんせ、WSHは相当ニッチな分野だったもので、まともに取り扱おうと思う人は当時はほとんどいなかったもので)

当時は私はまだ大学生(しかも分野は化学系でIT関係なし)でして、体調崩したり色々あって卒業後も就職せず迷走してた時期でした。なのでIT系の方々とも交流はなく、オンラインのみで何故かWSHというこれまたあんまり誰も手を付けないマイナー分野で突っ走ってる謎の存在だったんじゃないかなーと思います。

MVP受賞後はひょこひょこオフラインにも出没するようになり、謎めいた存在から確かに実在する存在として認識されていったのではないかと思います。2006年にはわんくま同盟に加入し、IT系の方々と交流し、また自らセッションをする機会にも恵まれました。

MSMVP受賞のおかげで2006年からは@ITさんの方でチェック式 WSH入門という連載をさせていただくことができ、商業デビュー(?)を果たしました。

だんだんWSHがフェードアウトしていくと同時にPowerShellというものが登場したのも2006年のことでした。当時は.NETのことは全然知らなかったのですが、このままでは取り残される!と思い、それなりに勉強を始めたものでした。受賞カテゴリも2007年からはfor Data Center Management- Admin Frameworksというよく分からない名前に代わり、開発系からサーバー系への移籍となりました。

もちろんWindows Serverなんてものもまともに触ったこともなく、今思えばあの頃は色々と憶えることがたくさんあったなーと思いますね。そんなこんなで2008年にはMVPカテゴリもfor Data Center Management- PowerShellとなり、PowerShell専門となりました。

2008年には技術評論社さんからWindows PowerShell ポケットリファレンスという書籍を書かせてもらうことができました。まさか自分が本を書くなんて思ってもいなかったですし、あれはいい経験になったと思っています。

それからも体調はずっとよくなくて迷走しまくりで随分多くの方々にご迷惑をかけ続けていましたが、なんとかMVPという繋がりを武器に社会と繋がっていようとあがいた感じです。書籍や記事執筆、スピーカー、そして密かにプログラマーとして会社に勤めたりしてた時期もありました。

私のあがきとは関係なく、PowerShellはどんどん重要性をましていって、特にWindows Server 2012とPowerShell 3.0がリリースされた2012年は全国各地で声がかかって(自分で志願したのもありますが)、計8回もセッションを担当しました。中でもMicrosoft Windows Developer DaysでMicrosoft社員さんに交じってセッションを担当したのは貴重な経験でした。そして今年はPowerShellポケットリファレンスの改訂版を世に出すことができました。

こうやって10年目にして振り返ると、確かにWindows Scripting / PowerShell周りで要所要所でいろいろやってきたなーという感じですね。今年もPowerShell 4.0 / Windows Server 2012 R2がリリースされる予定で、PowerShellは今後も着実に発展、浸透していくのだと思います。私も陰ながらと言わず割と表立って、そのお手伝いをしていければいいなーと思っています。

さて余談ですが、結局あがいた結果今はどうなん?という話なんですが、結果としてはITの世界では今まで通り、PowerShellの分野ではこういう感じの活動を続けてますが、メインのおしごとは全然ITとも化学とも違う別なことをやっていたりします。ちゃんとおしごとしてるのでそんな目で見ないでくださいね。あと、体調に関しては2年前くらいからほぼ完全に回復してるので、遠慮せず遊んでやってください。

こんなことを書いてると、なんか「お前…消えるのか…?」と思われてしまうかもしれませんがそんなことは全然ない(と思う)ので、これからも変わらず、お付き合いいただければと思います。

2013/05/07

今週末5/11(土)にCommunity Open Day 2013 (COD 2013) というIT系コミュニティが集結するイベントが全国各地で同時開催されます。IT系コミュニティの活動をより広めるという目的で行われているCODは去年に続き2回目の開催となります。

私も大阪会場で、わんくま同盟大阪勉強会代表としてセッションを担当します。内容は以下の通りとなります。

タイトル:
運用自動化に役立つPowerShellモジュールの作成方法

内容:
Windows 8およびWindows Server 2012に標準搭載のPowerShell 3.0は、オリジナルのコマンドレット、PSプロバイダを含んだ「モジュール」を作成することで自由に機能拡張することができます。

アプリケーションの機能をコマンドレットを用いて実行できるようにしておくと、運用の自動化に役立ちます。

本セッションではVisual Studio 2012を使ってコマンドレットとPSプロバイダを開発し、モジュールを作成する方法について解説します。

当日はデモをまじえてPowerShellモジュール作成のキモをご紹介しようと思っています。

私のセッションの他にも、各コミュニティの方々による興味深いセッションが多数予定されております。

まだ残席ございますので、ご興味ありましたら是非、登録の上お越しくださいませ!

5/18追記。セッション資料セッションビデオを公開していますので、どうぞご利用ください。

2012/12/02

Japan SharePoint Group :: [大阪] JapanSharePointGroup 勉強会 #5(2012/12/01)で行ったセッションのスライドです。

SharePointユーザーの方が集まるイベントだったので、「SharePoint2013管理者シェル」についてと、これを利用するために必要となるPowerShellの基礎知識について解説しました。

非常に熱心に聞いていただいた印象で、嬉しく思います。やはりIT Proの方にとって、サーバー設定をするためのスクリプトをテスト環境で作成し、それを本番環境で一気に流して展開する、というシナリオは魅力的に思われるようです。

PowerShell 3.0やWindows Server 2012、そしてSharePoint2013などの各種サーバー製品の登場で、こういったシナリオが現実的なものとなりつつあり、以前に増してPowerShellへの関心が高まっているのを感じます。

2012/11/21

先日、Windows Server 2012がRTMされたのと同時に、Windows 7/2008/2008 R2用のPowerShell 3.0を含むWindows Management Framework (WMF) 3.0パッケージも公開になりました。

Download WMF 3.0 from Official Microsoft Download Center

また、Windows Server 2012を管理するためのWindows 8用リモートサーバー管理ツール(RSAT)も公開されました。サーバーマネージャーやAD管理センターなどの管理ツール、Windows Server 2012の「役割」と「機能」に対応するPSモジュールが含まれています。

Download: Windows 8 用 RSAT - Microsoft Download Center - Download Details

(残念ながらWin Server 2012を管理するWin7用のRSATはないようです)

さて、PowerShell 3.0はローカルヘルプが標準では含まれていないので、Update-Helpコマンドレットを管理者権限で使ってダウンロードする必要があります。が、現状では日本語ヘルプが存在しないので、ローカルでヘルプが引けないというちょっとアレな状況になってます。

この状況、いつかは改善されるとは思うのですが、とりあえずの回避策を書いておきます。以下のスクリプトを管理者権限で実行してください。

Update-Help -UICulture en-us -Force
mkdir $pshome\ja-JP_backup
copy $pshome\ja-JP\*.* $pshome\ja-JP_backup\
copy $pshome\en-US\*.* $pshome\ja-JP\

このスクリプトはUpdate-Helpコマンドレットにより英語ヘルプ(ロケールen-us)を$pshome\en-USにダウンロードします。その後、ダウンロードしたヘルプファイルをそのままja-JPフォルダにコピーします。その際、念のためにバックアップをja-JP_backupフォルダにとっておきます。

これで日本語環境のpowershell.exeでもとりあえずは英語版のヘルプを引くことが出来るようになります。

(2013/01/18追記。Windows 8とServer 2012では、Update-Help -UICulture en-us -Forceを管理者権限で実行するだけで、日本語環境でも英語ヘルプが表示されます。)

日本語ヘルプがダウンロード可能になればこの作業は必要ないですが、それまでの暫定措置としてご利用ください。

この作業に抵抗がある方は、オンライン版英語ヘルプを参照するのでもいいかと思います。

Windows PowerShell Core Modules
これはPowerShell 3.0に標準添付のモジュールとそれに含まれるコマンドレットのリファレンスです。

Windows PowerShell Support for Windows Server 2012
これはWindows Server 2012 / Windows 8に付属のモジュールとそれに含まれるコマンドレットのリファレンスです。

powershell.exeで Get-Help コマンドレット名 -Online とすることでWebブラウザを開いてこれらのヘルプページを直接表示することも可能です。

さて、ヘルプが揃ったところで、さっそく新しいコマンドレットを試してみましょう。そしてその成果をぜひ、PowerShell Advent Calendar 2012で発表してください!!

2012/07/06

今月21日に、マイクロソフト品川オフィスで開催される第2回Windows Server 2012 Community DayでPowerShell 3.0のセッションをすることになりました。

Windows Server 2012 Community Day | Technet

セッション 4: Windows Server 2012 管理のための Windows PowerShell 3.0 新機能解説
牟田口 大介 (テクニカル ライター)

■ 内容: Windows Server 2012 には Windows PowerShell 3.0 および Windows Management Framework 3.0 (WMF 3.0) が搭載され、管理機能がより強化されます。本セッションでは PowerShell 3.0/WMF 3.0 で改善された点と新機能をご紹介し、PowerShell ベースの GUI 管理アプリなど Windows Server の新しい管理の手法について解説します。

16:45 - 17:45

このイベントはWindows Server, IT pro系のMicrosoft MVPが集結し、Windows Server 2012の魅力を語るというものです。すでに6/30に第1回が行われ、今回はその続編となります。

私は上記アジェンダのようにPowerShell 3.0を中心としたWMF3.0によるWindows Server 2012管理の手法をご紹介しようと思っています。

お近くの方はぜひお立ち寄りくださいませ。第1回は早い時期に満員御礼となったそうで、第2回も早期に募集締め切りになる可能性もありそうです。ご登録はお早めにお願いします。

ところで私はMVPの受賞月が7月で、今回も無事、再受賞することができました。これで9年の連続受賞となりずいぶん長く続いたものです。今期1年間もどうぞよろしくお願いします。

2012/06/10

4/24のWindows Developer Days (WDD) 2012と、6/9のCommunity Open Day (COD) 2012で私が行ったPowerShell 3.0のセッション資料とビデオが公開されました。ご参加いただいた方は復習用に、ご参加いただけなかった方には参考資料としてお役にたてれば幸いです。

WDD2012とCOD2012、そして6/2のわんくま同盟大阪勉強会#49にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

2012/04/24 Windows Developer Days 2012

非 Windows ユーザーにもお勧め Windows PowerShell 3.0 概説

Windows 8 および Windows Server "8" には Windows PowerShell 3.0 を含む Windows 管理フレームワーク 3.0 が組み込まれ、システム管理機能が大幅に強化されました。このセッションでは PowerShell 3.0 を用いた Windows サーバー管理・自動化の概要をデモを交えてご紹介します。

※PowerShell 3.0 を用いたリモートサーバー管理の話とデモが中心です。

セッション資料・ビデオ (Windows Developer Days 2012 | Channel 9で公開されています)

2012/06/09 Community Open Day 2012

PowerShell 3.0 概要

PowerShellはWindows Serverの管理、自動化の要となるシェル・スクリプト環境です。今年中にもリリースされるWindows Server 2012とWindows 8の登場とともに、PowerShellはバージョン3.0にアップデートされます。今回のセッションではPowerShellの基本を軽くおさらいし、3.0になって追加された新機能と改善点をご紹介します。

※PowerShell 3.0 の新機能と改善点を網羅したセッションです。

セッション資料 (SlideShare) セッションビデオ (Ustream)

2012/05/14

来月6/2と6/9にPowerShell3.0のセッションをしますので告知です。

PowerShell 3.0 を使ったリモート管理(2012/06/02 わんくま同盟 大阪勉強会 #49

2月のセッションではPowerShell3.0新機能を網羅しましたが、今回はその中でも特に重要なPSリモーティングの強化ポイントを、実際に Windows8クライアントからWindows Server2012のリモートサーバーを管理するデモを交えてご紹介します。
PowerShellの基本概念をおさらいするパートもやりますので、この機会に「PowerShell再入門」してみませんか?

6/2のわんくま大阪#49では、jz5さんによるWeb APIのセッション、あおおにくんによるMonoのセッション、さおさんによるMetro+DirectXのセッションのほか、私によるPowerShell3.0のセッションがあります。PowerShell3.0を使ったリモート管理を実際のデモをまじえてご紹介します。

PowerShell 3.0 概要(2012/06/09 Community Open Day 2012 大阪会場

PowerShellはWindows Serverの管理、自動化の要となるシェル・スクリプト環境です。今年中にもリリースされるWindows Server 2012とWindows 8の登場とともに、PowerShellはバージョン3.0にアップデートされます。今回のセッションではPowerShellの基本を軽くおさらいし、3.0になって追加された新機能と改善点をご紹介します。

6/9のCommunity Open Day 2012 (COD2012)は全国のIT系コミュニティで共催されるイベントです。マイクロソフト社員の方によるキーノートから始まり、各コミュニティのスピーカーが各会場でセッションを行います。大阪会場では私は森理麟さんとわんくま同盟大阪から登壇させていただき、PowerShell3.0の新機能をすべて網羅してご紹介します。内容はbeta(間に合えばRelease Preview)対応版となります。森理麟さんはWSHなどを使ったWindowsクライアントの自動化の話、私はPowerShellでサーバー管理・自動化の話となり、わんくま大阪としては「Windows自動化」をテーマにCOD2012に参加します。

私のセッションに関しては、6/2と6/9のどちらか一方、あるいは両方聴いても楽しめるようにしたいと思っています。

ご興味のある方はぜひお越しください。会場はどちらもマイクロソフト関西支店です。



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