2009/12/09
[PSv2]新しい演算子 -split と -join
PowerShell 2.0では新しい演算子-splitと-joinがサポートされました。-splitは「文字列を特定の文字で切り分けて配列を作る」演算子、-join演算子は「配列を特定の文字列を使って繋いで一つの文字列にする」演算子です。
使い方です
$a="a,b,c,d,e" -split "," $a[1]
これは-split演算子を使って、a,b,c,d,eという文字列を、,(カンマ)で切り分けて配列にし、2つ目の要素を取り出す例です。結果は次のようになります。
b
配列は-joinを使って一つの文字列にすることができます。先ほど作った配列を&という文字で繋げるには次のようにします。
$a -join "&"
結果は以下のようになります。
a&b&c&d&e
このように、PowerShellでもVBScriptのSplit関数やJoin関数を使った場合と同様の文字列配列操作が可能になりました。
なお、PowerShell 1.0ではこのようにします。
-split演算子の代わり。string型のインスタンスに対し、Splitメソッドを実行する。
$b="a,b,c,d,e".Split(",")
-join演算子の代わり。stringクラスのスタティックメソッドJoin()を使用。
[string]::Join("&",$b)元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2009/12/09/183685.aspx
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