2008/11/22
[ASP.NET][C#]BBQの利用
ご無沙汰してます。牟田口です。近況は省略(えー mixiついったーブログその他などを。
さて、最近、spamコメントが鬱陶しくて色々対策を考えてるんですが、手っ取り早く効果的なのはBBQを使うことですね。某巨大掲示板群サイトで荒らしに使われた、おもに公開プロキシのリストをDNSを引いて持ってくるというものです。Perlの実装はこのページにあります。PHPの実装も見かけました。
意外と.NET,C#な実装を見かけないので、最近覚えたC#でさくっとかいてみました。
using System; using System.Net; using System.Net.Sockets; namespace CheckBBQ { class Program { static void Main(string[] args) { if (args.Length == 0) { Console.WriteLine("BBQ判定プログラムの使い方:\r\ncheckbbq.exe IPAddressもしくはHostName\r\n戻り値:\r\n-1:失敗\r\n0:串ではない\r\n1:串である"); return; } IPAddress[] addresses= Dns.GetHostAddresses(args[0]); if (addresses.Length == 0) { Console.WriteLine("-1"); return; } string ipAddress = addresses[0].ToString(); string[] ipAddressParts = ipAddress.Split('.'); Array.Reverse(ipAddressParts); string hostName = string.Join(".", ipAddressParts) + ".niku.2ch.net"; try { addresses = Dns.GetHostAddresses(hostName); } catch (SocketException ex) { Console.WriteLine("0"); return; } catch (Exception ex) { Console.WriteLine("-1"); return; } if (addresses.Length == 0) { Console.WriteLine("-1"); return; } ipAddress = addresses[0].ToString(); if (ipAddress == "127.0.0.2") { Console.WriteLine("1"); } else { Console.WriteLine("-1"); } } } }
使い方はコードを見てください。これは単に引数のホストをBBQにかけ、結果を標準出力に出すコンソールアプリですが、メソッド化してもaspxに組み込んでもWebサービスにしてもまぁ好きなように使ってくださいませ。
でも、BBQは万能選手じゃありません。本来書き込めるべき人が書き込めないことも多々あります。なので、BBQをまず通してOKならOK、NGならCAPTCHA認証をやってもらう、とかがいいと思います。
トラックバックspam対策もいろいろ考えたんですが、まだ国産のは少ないので、送信データが英字のみをはじく、でも効果は結構あります。このへんmixiでメモったのでコピペ。
- トラックバックって
- 2008年10月11日20:04
黒歴史になるんだろうか
オートディスカバリーはないと微妙だしあるとspamの温床になるし。
何らかの認証の共通規格を設ける?
RSSは2.0で一応落ち着いたけどトラックバックは発展しないままだなー
私はいま、現行規格のまま、オートディスカバリーを有効にしてかつspamトラックバックが送られないようにする方法を考え中
送り元を見に行くというはてな方式も一つの方法論であるんだけど、なんかこう納得できないものがある
コメント
- むたぐち 2008年10月11日 20:07
- 送信元ホワイトリスト方式もなんだか微妙です
- むたぐち 2008年10月11日 20:18
- excerpt,titleなどの文字列で弾くのはよくある対策だけど根治法じゃない
いたちごっこだー
BBQは使えない。理由は少し考えれば分かりますので略。
やっぱりはてな方式なんかな。urlの先をまず見に行って、そこにこちらへのリンクがなければまず速効NG。
あとはお好みで、引用がなければNGとか。
でもこれって莫大なコストがかかるし送り元を見に行くというのがそもそもなんか根本的にどうなんっておもう。
- むたぐち 2008年10月11日 20:38
- トラックバックは性善説ベースで作られた規格
引用元を見に行くのは性悪説ベースの対処
両極端すぎる
- むたぐち 2008年10月11日 21:08
- 送り元を見に行く方式の問題はまだあって、A→Bにトラックバックを送信された場合、B→Aに「AにBのURLが存在するか」を確認しに行く。
一見合理的だけど、このトラックバックって誰でも送れるんだよねー。Aを書いた人じゃなくても。つまり、AともBとも関係ない悪意を持つxがいて、A→Bへのトラックバックを乱射した場合どうなるか。B→AのDoS攻撃みたいなんが成立しちゃう。同ドメインへの確認間隔を制御する必要がでてくる。でもそれはもちろん正しくサービスを利用する人にとっては不便になるわけで。
- むたぐち 2008年10月11日 21:28
- 送信元を見に行く方式で、トラックバックを送った人のリモートホストと、urlに指定されたWebサイトのドメインが一致するかまず調べるという方法もあるけど(たぶんはてなではこれをやっている)、これは正しい使い方をしていても一致しないことも当然あるわけで(手動でトラックバック打つときとかね)。だけどこの辺が確かに手の打ちどころではあるようには思う。手動で打つ時はオートディスカバリー関係ないしな。ただ、私のようにDNSの逆引きができないというか正逆で結果が異なるようなサーバーの場合は泣いてもらうしかないかなー。
- むたぐち 2008年10月11日 21:32
- つまり、オートディスカバリー用(Blog提供サービスが見に行く用)のtrackback ping URLと、手動で打つ場合のtrackback ping
URLをまず分ける。
前者は、トラックバックを送った人のリモートホストと、urlに指定されたWebサイトのドメインが一致するかまず調べ、一致しない場合ははじく。一致した場合は送信元を見に行って、こちらへのリンクがある場合は通す。それ以外ははじく。
後者は、trackback ping URLを用意するがあるところまではコピペできるが、それに数文字、画像にかかれた文字をつけたすようにする(認証の代わり)。
この辺が落としどころかなー。
- むたぐち 2008年10月11日 21:35
- 追加文字列は定期的に変わるようにする。
- むたぐち 2008年10月11日 21:37
- オートディスカバリーのほうはチェック間隔に制限を設ける。
- JZ5 2008年10月11日 22:38
- SPAM温床はメールと同じようなもんじゃないだろか。
バーベキューってなんですか?
手動のトラックバックURL(使わないけど)は、JavaScriptなんかで生成するのはどう? Server側とClient側で共通のアドレス作れるけど、直接ファイル読み込んでJavaScript実行してないと正しいURLがない。
http://katamari.jp/blog/index.php?UID=1163941454
- むたぐち 2008年10月11日 22:54
- いえねー、トラックバックってわりと新しい規格なのになんでspam温床になることを考えて規格作らなかったのかと。
eメールは昔々作られたものだから仕方ないとして。
JavaScriptいいですねー。やってみます。
トラックバックspam対策って結局同じところに辿りつくのねw>URL
- むたぐち 2008年10月11日 22:55
- BBQについてはこちら
http://bbq.uso800.net/
JZ5さん事後承諾でごめんなさいだけどコピペさせていただきました。
あと、BBXを使うのも一つの案かな。こっちは広告爆撃ブラックリストなので近いものがあるかと。
元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2008/11/22/161939.aspxプライバシーポリシー