2010/02/13

PowerShellは.NET Framework 2.0を利用するWindowsのシステム管理用シェルである。シェルであるためコンソールで対話的にコマンドを実行することができるのはもちろん、スクリプトファイル(*.ps1)を記述しバッチ的に実行することも可能である。ここではPowerShellスクリプトで(コンソールでも使用は可能だが)用いることのできる基礎文法を紹介する。なお、PowerShellでは文法上、大文字小文字を区別しない。

※(★2.0)の注釈があるものはPowerShell 2.0で新たに追加された要素である。

1.基礎

表示

コンソールに文字列を表示。

"Hello world" 

コマンドレット(後述)を使用した場合。

Write-Host "Hello world" 

コマンドレット

PowerShellはコマンドレットと呼ばれる100種類以上のコマンドライン・ツール群を単独で、あるいはパイプライン(後述)で連結して使用するのが基本となる。コマンドレットは原則verb-nounという命名規則にしたがっている。パラメータをつける場合は「-パラメータ名」あるいは「-パラメータ名 パラメータ値」を指定する。

# コマンドレットの一覧表示
Get-Command 

# サービスの一覧を表示
Get-Service 

# アプリケーション イベントログの最新15個のエントリを表示
Get-EventLog -logName Application -newest 15

パイプライン

コマンドレットが値を返却する場合、.NET Frameworkのオブジェクトが含まれる配列であることが多い。このオブジェクト配列がパイプラインを渡って後続のコマンドレットに入力される。

# プロセスのリスト(System.Diagnostics.Processオブジェクトの配列)を取得し、
# Where-Objectコマンドレットでハンドル数(handlesプロパティ)の値が500より大きいものだけを取り出し
# Select-Objectコマンドレットで最初の5つのオブジェクトだけを切りだして表示
Get-Process | Where-Object {$_.handles -gt 500} | Select-Object -first 5

# C:\Windows 配下のフォルダ、ファイルの一覧(System.IO.DirectoryInfo,System.IO.FileInfoオブジェクトの配列)を取得し、
# ForEach-Objectコマンドレットで配列を列挙しすべてのオブジェクトのFullNameプロパティ(フルパス)の値を表示
Get-ChildItem C:\Windows | ForEach-Object {$_.FullName} 

# 通常の配列に関してもパイプラインを使用可能。
# 重複を取り除き、ソートをかける
@(3,5,10,1,2,1,1,1,2,6,4,4)|Sort-Object|Get-Unique 

コメント

# コメント 

マルチラインコメント(★2.0)

<#
複数行に渡る
コメントです
#> 

変数の宣言

PowerShellは変数の宣言をしなくても変数を使用可能。以下のようにするとどのような型でも代入可能な変数が作られる。

$a = 1
$a = $b = $c = 1 #複数変数に一度に同じ値を代入する場合
$items = Get-ChildItem # コマンドレットの戻り値を格納 

変数の型を指定することは可能。以下のようにするとint型のみ格納可能な変数が作られる。

[int]$a = 1 

あるいは、コマンドレットを用いて$aという変数を宣言することもできる。この場合変数の型は指定できない。

New-Variable -name a 

変数のスコープ

# どのスコープからも読み書き可能
$global:a = 1

# 現在のスコープからのみ読み書き可能
$private:a = 1 

# 現在のスクリプトからのみ読み書き可能
$script:a = 1 

文法チェック

以下を実行することで未定義の変数を参照するとエラーが出るようになる。

Set-PSDebug -strict 

スクリプトの実行

デフォルトの実行ポリシーではスクリプトの実行は不許可であるため、以下のようにポリシーを変更しておく。(RemoteSignedはローカルにあるスクリプトファイルは無条件で実行可、リモートにあるスクリプトファイルは署名付きのもののみ実行可)

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned 

スクリプト/コマンドを実行するにはコマンドラインで次のようにする。

コマンドを実行する

powershell -command {Get-ChildItem C:\} 

ファイルを実行する

powershell  .\script.ps1 

ドットソース(スクリプトの内容をグローバルスコープに読み込む)

powershell  . .\script.ps1 

ファイルを実行する(★2.0)

powershell -file script.ps1 

PowerShellスクリプトから別のスクリプトを実行する場合(関数のインクルードにも用いられる)

.\script.ps1
. .\script.ps1 # ドットソース 

デバッガの起動

Set-PSDebug -trace 2 

ステップ実行

Set-PSDebug -step 

2.数値

数値の表現

PowerShellにおける数値は.NET Frameworkの数値を表す構造体のインスタンスである。数値には整数、浮動小数点があり、変数に代入した段階で適切な型が設定される。

# int型(System.Int32型)
$int = 1

# System.Double型
$double = 1.001

四則演算

# 足し算
$i = 1 + 1

# 引き算
$i = 1 - 1 

# 掛け算
$i = 1 * 1 

# 割り算
$i = 1 / 1 

余りと商の求め方

# 割り算の余り
$mod = 7 % 3 

# 上記の場合の商
$div = (7 - 7 % 3) / 3 

べき乗

# 2の8乗
$i = [math]::Pow(2,8) 

インクリメントとデクリメント

# インクリメント
$i++ 

# デクリメント
$i-- 

3.文字列

PowerShellにおける文字列は.NET Frameworkの System.Stringクラスのインスタンスである。

文字列の表現

文字列はシングルクォーテーションかダブルクォーテーションで囲む。ダブルクォーテーションの中では`t(タブ)や`r`n(改行)などの特殊文字が使用でき、変数が展開される。

$str1 = 'abc'
$str2 = "def"
$str3 = "a`tbc`r`n" 

#変数展開(結果は abc def)
$str4 = "$str1 def" 

文字列操作

各種文字列操作

# 結合
$join1 = "aaa" + "bbb"
$join2 = [string]::Join(",",@("aaa","bbb","ccc") )

# 結合(★2.0)
$join2 = @("aaa","bbb","ccc") -join "," 

# 分割
$record1 = "aaa,bbb,ccc".Split(",") 

# 分割(★2.0)
$record2 = "aaa,bbb,ccc" -split "," 

# 長さ
$length = "abcdef".Length 

# 切り出し
$substr = "abcd".SubString(0,2) # ab

正規表現検索

# hitした場合はTrue,しなかった場合はFalse
$result = "abcd" -match "cd"

# 最初に見つかった文字列。添え字の1,2…には()内のサブ式にhitした文字列が格納。
$matches[0] 

正規表現置換

$result = "abc" -replace "c","d" 

4.配列

PowerShellにおける配列は.NET Frameworkの System.Arrayクラスのインスタンスである。

配列の参照と代入

# 5個の要素を持つ配列宣言と代入
$arr1 = @(1,3,5,7,9)
 
# 以下のようにも記述できる
$arr1 = 1,3,5,7,9 

# 型指定する場合
[int[]]$arr1 = @(1,3,5,7,9) 

# 1〜10までの要素を持つ配列宣言と代入
$arr2 = @(1..10) 

# 1要素の配列宣言と代入
$arr3 = @(1) 
$arr3 = ,1 

# 空の配列宣言と代入
$arr4 = @() 

配列の要素の参照と代入

# 4番目の要素を参照 
$ret = $arr2[3] 

# 6〜9番目の要素を含んだ配列を参照
$ret = $arr2[5..8] 

# 1〜4番目と8番目の要素を含んだ配列を参照
$ret = $arr2[0..3+7] 

# 配列の末尾の要素を取り出す
$ret = $arr2[-1] 

# 5番目の要素に値を代入
$arr2[4] = 11 

# 3より小さな要素を含んだ配列を返す
$ret = $arr2 -lt 3 

配列の個数

$arr1_num = $arr1.Length 

配列の操作

$arr1 = @(1,3,5,7,9) 
$arr2 = @(1..10) 

# 配列の末尾に要素を加える(push)
$arr2 += 50 

# 配列を結合し新しい配列を作成
$arr5 = $arr1 + $arr2 

# 配列にある要素が含まれるかどうか(ここではTrue)
$arr2 -contains 2 

5.ハッシュ

PowerShellにおけるハッシュは.NET Frameworkの System.Collections.Hashtableクラスのインスタンスである。

ハッシュ変数の宣言と代入

# 3つの要素を持つハッシュの宣言と代入
$hash1 = @{a=1;b=2;c=3}
 
# 空のハッシュの宣言と代入
$hash2 = @{} 

ハッシュの要素の参照と代入

# 要素の参照
$hash1.a 
$hash1["a"] 

#要素の代入
$hash1.b = 5
$hash1["b"] = 5 

ハッシュの操作

# ハッシュに要素を追加
$hash1.d = 4 
$hash1.Add("e",5)
 
# ハッシュの要素の削除
$hash1.Remove("a") 

# ハッシュのキーの取得
$keys = $hash1.Keys 

# ハッシュの値の取得
$values = $hash1.Values 

# ハッシュの要素を列挙
foreach ($key in $hash1.Keys)
{
    $key + ":" + $hash1[$key]
} 

# キーの存在確認
$hash1.Contains("b") 

6.制御文

if文

if (条件) {

}

if 〜 else文

if (条件) {

}
else{

}

if 〜 elsif 文

if (条件) {

}
elseif (条件) { 

} 

while/do文

while (条件) {

}

do {

} while (条件)

for文

for ($i = 0; $i -lt 5; $i++) {

} 

foreach文

foreach ($item in $items) {

} 

switch文

case を書かないのが特徴的。またスクリプトブロックを条件文に記述できる。

switch ($i) {
    1 {"1";break}
    2 {"2";break}
    {$_ -lt 5} {"5より小さい";break}
    default {"default句";break}
}
# ここで$iに配列を指定すると配列要素すべてに対してswitch文が実行される。 

比較演算子

比較演算子の一覧。PowerShellではPerlの文字列比較演算子のような記述をおこなうが、Perlとは異なり文字列も数値も同じ書式である。

$num1 -eq $num2 # $num1は$num2と等しい
$num1 -ne $num2 # $num1は$num2は等しくない
$num1 -lt $num2 # $num1は$num2より小さい
$num1 -gt $num2 # $num1は$num2より大きい
$num1 -le $num2 # $num1は$num2以下
$num1 -ge $num2 # $num1は$num2以上 

論理演算子

# 論理否定
$ret = -not $true
$ret = !$true

# 論理積
$ret = $true -and $false 

# 論理和
$ret = $true -or $false 

# 排他的論理和
$ret = $true -xor $false 

ビット演算子

# ビット単位の否定
$ret = -bnot 0x14F4

# ビット単位の積
$ret = 0x14F4 -band 0xFF00 

# 上記結果を16進数で表示する場合
$ret = (0x14F4 -band 0xFF00).ToString("X") 

# ビット単位の和
$ret = 0x14F4 -bor 0xFF00 

# ビット単位の排他的論理和
$ret = 0x14F4 -bxor 0xFF00 

7.サブルーチン

PowerShellのサブルーチンには関数とフィルタがある。関数とフィルタは呼び出し行の前で宣言する必要がある。 filter構文もfunction構文と並んで独自関数を記述するものだが、filter構文はパイプラインに渡されたオブジェクトをフィルタするのに用いる。 functionとの違いは、パイプラインに渡した配列を一度に処理するか(function)個別に処理するか(filter)

# 関数宣言の基本
function Get-Test {
    return "test"
}
# 注:returnを付けなくても関数内で出力された値はすべて呼び出し元に返却される。返却したくない場合は出力値をを[void]にキャストするか|Out-Nullに渡す。

# 引数を指定する場合
function Get-Test {
    param($param1,$param2)
    return $param1 + $param2
}
 
# 引数を指定する場合の簡易的な記述法
function Get-Test($param1,$param2) {
    return $param1 + $param2
} 

# 引数の型を指定する場合
function Get-Test {
    param([string]$param1,[string]$param2)
    return $param1 + $param2
} 

# 関数の呼び出し方(,区切りではなくスペース区切りであることに注意)
Get-Test "引数1" "引数2"

# 引数の順序はパラメータ名(引数名)を指定すると自由に指定可能
Get-Test -param2 "引数2" -param1 "引数1" 

# フィルタ宣言の基本
filter Get-Odd {
    if($_ % 2 -eq 1){
        return $_ 
    }else{
        return
    }
} 

# フィルタの使用
@(1..10) | Get-Odd

8.テキストファイル入出力

コマンドレットで可能。エンコーディングは日本語環境のデフォルトではShift-JIS。コマンドレット出力のテキストファイルへの書き出しに関してはリダイレクトも可能。この場合エンコーディングはUnicode。

$str1 = "testテスト"
Set-Content test.txt $str1 # 書き込み
Add-Content test.txt "追記" # 追記
$str2 = Get-Content test.txt # 読み込み

Set-Content test.txt $str1 -encoding UTF8 # UTF-8で書き込み

# リダイレクト
Get-Process > test.txt # 書き込み
Get-Process >> test.txt # 追記
Get-Process | Out-File test.txt -encoding UTF8 # エンコーディングを指定する場合

9.例外

PowerShellで例外が発生すると、デフォルトではエラーメッセージを表示し次の行を実行する(シェル変数$ErrorActionPreferenceの設定により挙動の変更可能)。VBでいうとOn Error Resume Nextに近い。エラーが発生すると$Errorにエラー情報の配列が格納され、$?にFalseが格納される。エラーをトラップするには次の構文を使用する。VBでいうとOn Error Goto lineに近い。

# すべてのエラーをトラップ
trap {

}

# エラーの型名を指定してトラップ
trap [System.Management.Automation.CommandNotFoundException] {

} 

# エラーを発生させる
throw "エラー"
throw New-Object NullReferenceException 

構造化例外処理(★2.0)

# 基本
try{

}
catch{

}
finally{

} 

# エラーの型を指定してcatch
try{

}
catch [System.Net.WebException],[System.IO.IOException]{

}

10.知っておいたほうがよい文法

行継続文字

1行にすると長いコードを複数行に書くには行継続文字`を用いる。VBの_。

$items = Get-ChildItem a*,b*,c*,d*,e* `
-force -recurce 

ただし以下のような場合は`を使用しなくてもよい

$items =
    Get-ChildItem a*,b*,c*,d*,e* -force –recurse
    
Get-Process | 
    Where-Object {$_.handles -gt 500} |
    Select-Object -first 5 

ステートメント分割

ステートメントを分割するには改行コードもしくは;を使用する。VBの:。JavaScriptと同様、文末に;はつけてもつけなくてもよい。

$i = 1; $j = 5; $k = $i + $j 

ヒア文字列

複数行の文字列を記述する方法。

$str = @"
aaaaaa
bbbbb
cccc
ddd
ee
"@ 

.NET Frameworkクラスの利用

.NET Frameworkに含まれているクラスのプロパティやメソッドを使用できる。基本的に完全修飾名を指定しなければいけないが、"System."は省略可能。また、intなど型エイリアスがいくつか定義されている。

# スタティックメンバの使用
[System.Math]::Pow(2,8) 

# インスタンスの生成とメソッドの実行
$arrayList = New-Object System.Collections.ArrayList
$arrayList.Add("a") 

# コンストラクタがある場合。複数ある場合は配列として指定
$message = New-Object System.Net.Mail.Message from@example.com,to@example.com

# COMオブジェクトの生成
$wshShell = New-Object -com WScript.Shell 

# デフォルトで読み込まれていないアセンブリを読み込む
[void] [System.Reflection.Assembly]::LoadWithPartialName("System.Windows.Forms")
[System.Windows.Forms.MessageBox]::Show("hello!") 

# クラスにどんなメンバがあるかの確認
# インスタンスメンバ
Get-ChildItem | Get-Member 

# スタティックメンバ
[math] | Get-Member -static 

キャスト

-asを使った場合はキャスト失敗時もエラーにならずNullが格納される。

$dt = [System.DateTime]"2010/02/13"
$dt = "2010/02/13" -as [System.DateTime] 

ユーザー定義オブジェクト

PowerShellにはクラスを定義する構文はないが、空のオブジェクト(PSObject)を生成し、任意のプロパティ(ノートプロパティ)を付加することができる。

$obj = New-Object PSObject
$property = New-Object System.Management.Automation.PSNoteProperty "Name","名前"
$obj.PSObject.Members.Add($property) 

シェル変数

あらかじめ定義されている変数。シェル変数には自動変数(変更不可能)とユーザー定義変数(変更すると挙動を変更することができる)がある。自動変数の例を挙げる。

$_ :現在パイプラインにわたっているオブジェクト
$args :関数やスクリプトに与えられたパラメータの配列
$pshome :PowerShellがインストールされているフォルダのフルパス
$MyInvocation :スクリプトの実行情報。$myInvocation.ScriptNameでスクリプトのフルパス取得(★2.0)。$myInvocation.MyCommand.Path(1.0の場合)
$true :true。
$false :false。
$null :null。

 

サブ式

$()内には複数行のコードが記述できる。

$arr = $(1;2;1+4)

式モードとコマンドモード

PowerShellの構文解析は式モードとコマンドモードがある。式モードは通常のモード。コマンドモードは引用符がなくても文字列を文字列として扱う。コマンドレットのパラメータなどはコマンドモードで扱われる。ただしコマンドモードになるところでも()もしくは$()もしくは@()をつけるとその中身は式モードとして解釈、実行される。

$i = 1 + 1 # 式モード
Write-Host aaa # コマンドモード(表示:aaa)
Write-Host aaa bbb # コマンドモード(表示:aaa bbb)
Write-Host 1+1 # コマンドモード(表示:1+1)
Write-Host (1+1) # 式モード(表示:2)
$itemCount = @(Get-ChildItem).Length # 式モード

実行演算子とスクリプトブロック

&演算子を用いるとスクリプトブロック{}の内容を実行できる。この場合、スクリプトブロック内のコードは別スコープになる。

$script = {$i = 1+6; Write-Host $i}
&$script
& 'C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe' # パスにスペースの含まれるファイルを実行したりするのにも使える

フォーマット演算子

-f演算子を使うと、.NET Frameworkのカスタム書式が使用可能。

"{0:#,##0}Bytes" -f 38731362 # 表示:38,731,362Bytes

バイト数の簡易表記

$i = 1KB # 1024が代入される
$i = 1MB # 1048576が代入される
$i = 1GB # 1073741824が代入される

そのほかの基礎文法最速マスターへのリンク

プログラミング基礎文法最速マスターまとめ - ネットサービス研究室
http://d.hatena.ne.jp/seikenn/20100203/programmingMaster

PowerShellの詳しい機能解説についてはこちらの記事を参照してください。
PowerShell的システム管理入門 ―― PowerShell 2.0で始める、これからのWindowsシステム管理術 ―― ─ @IT
進化したPowerShell 2.0 ─ @IT

文法や機能について詳しく学びたい方には書籍もあります
Windows PowerShellポケットリファレンス
PowerShellによるWindowsサーバ管理術

元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2010/02/13/186034.aspx

2008/12/07

レガシASPでサイトを作ってると、Shift-JISなサイトを作るのが基本になると思います。なんでかというと、FileSystemObjectが基本的にShift-JISの読み書きにしか対応しておらず(UTF-16もいけますが)、いまどきのUTF-8を使うのはちょっと面倒です(FSOの代わりにADODB.Streamを使えば行けますけどどうでしょうねー?私はあんまり好きじゃないです)。

ただ、UTF-8な他のWebサイト/サービスと連携する場合はどうしても避けて通れません。そこでレガシASPでShift-JISなページを作る際、UTF-8文字列を扱う上で知っておくべきこと。

1. escape関数を使うとShift-JISでURLエンコードがされる

ASPはだいたいVBScriptで書くと思うんですが、隠し関数であるescape関数を使うとURLエンコードができます。ですが、escape関数は呼び出し元のページコードの文字コードでエンコードします。なのでShift-JISなページで呼び出すとShift-JISのエンコードURLを出力します。(ちなみにWSHで使うとUTF-16のものになる)

JScriptのencodeURIComponent関数はどんな場合でもUTF-8文字列を出力するので、これを使うといいでしょう。使い方はこうです。

Set sc = CreateObject("ScriptControl")
sc.Language = "JScript"
Set js = sc.CodeObject
Response.Write js.encodeURIComponent("文字列") 

逆にShift-JISなページでShift-JISなエンコードURL文字列を取得したい場合は単にescape関数を呼び出せばいいです。
さらに別なケースですがUTF-8なページでShift-JISなエンコードURLを取得したい場合は、こんな関数を使うといいんじゃないでしょうか

2. XMLHTTPでPostメソッドでSendする際は必ずUTF-8でURLエンコードがされる

Set xh = CreateObject("MSXML2.XMLHTTP")
xh.Open "POST", "http://hogehoge/hoge.aspx", False
xh.Send "文字列"

このように何も考えずに書いても、勝手にUTF-8でURLエンコードされてPostされるので大丈夫です。

3. UTF-8なページのHTMLを読み込む際

標準機能だけでやろうと思うとADODB.Streamを使うしかないと思います。
ちなみに読み込むページの文字コードが不明の場合は判定した上で変換する必要がありますが、これはかなり面倒なので、BASP21を使うといいんじゃないでしょうか。

Function GetPageString(strUrl)
 Set bobj = CreateObject("basp21")
 Set oHTTP = CreateObject("Msxml2.XMLHTTP")
 oHTTP.Open "GET", strUrl, False
 oHTTP.Send
 GetPageString = bobj.Kconv (oHTTP.responseBody,4)
End Function

これは引数にURLを与えるとそのHTMLを文字列として取得します。対象の文字コードが何であってもOKなのがミソ。

4. UTF-8のURLエンコードされたクエリ、あるいはPOSTされたデータを受ける際

これのやり方が分からない!具体的にはトラックバックpingなんかを受け取る際に困ります(さすがにShift-JISでトラックバックpingを送れ!というのはゴーマンだと思います)。私はここだけASP.NETを使って逃げました。どなたかやり方わかります?

追記。Request.BinaryReadしたやつをADODB.Streamにかけたあと&でsplitして=でsplitしてDictionaryに入れてdecodeURIComponentすればいけるかな?

ただし、ここだけASP.NETを使う際にも注意が必要です。まずweb.configの<system.web>セクションに

<globalization
requestEncoding="Shift-JIS" responseEncoding="Shift-JIS" fileEncoding="Shift-JIS"/>

というのを埋め込んで、まずレスポンスエンコーディングをShift-JISにしておきます。IISの設定でもいいですが。

続いてコーディング。Request.QueryStringやRequest.Formは使えないので、Request.InputStreamを使ってごりごり読まないと駄目じゃないかな・・・。なぜかVB.NETですがUTF-8なトラックバックpingをShift-JISなページで受けるサンプルコードを。

Dim str As System.IO.Stream
Dim counter, strLen, strRead As Integer
str = Request.InputStream
strLen = CInt(str.Length)
Dim strArr(strLen) As Byte
strRead = str.Read(strArr, 0, strLen)

Dim Forms As New Dictionary(Of String, String)

For Each item As String In Split(Encoding.UTF8.GetString(strArr),"&")
	If InStr(item, "=") Then
		Dim s As String() = Split(item, "=")
		If s.Length = 2 And Not Forms.ContainsKey(s(0)) Then
			Forms.Add(s(0), HttpUtility.HtmlEncode(HttpUtility.UrlDecode(s(1), Encoding.UTF8)).Trim().Replace(vbNullChar, ""))
		End If
	End If
Next

↑自分でも謎なコードを書いてたのでちょっとマシなのに修正。コンパイル通るかどうかわかりませんが・・・さらにゴミコードが残ってたのでバッサリ切りました。

ただし!これの問題は改行コードが消えることなんです。対処法は見つけていません(勘違いでした)。もっといい方法があったら教えてください。そもそもInputStreamを使わないでRequest.Formとか使いたいんですが、Shift-JISのところにUTF-8が来るとうまくいかないですねぇー。

というわけで長々と書きましたが、Shift-JISにこだわらなければこんなに苦労することはないです。FileSystemObjectがUTF-8を読み書きできないので私はSJISにこだわってるだけです。FSOはWSHからも使いますので・・・

元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2008/12/07/162931.aspx

2007/11/27

True

どっちか要らない子なんじゃ・・・違いがわからないよー

これだけではなんなのでミクシィから適当にコピペ

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[powershell]new-service何のために
2007年11月26日19:04

あるのかよくわからんー
新しくサービスを登録するっていうんだけど、そういうのってインストーラーの仕事じゃ・・・
おまけにRemove-Serviceコマンドレットがないから作っても削除できないw
sc.exe delete hoge
としないといけない。
sc delete hogeだとSet-Contentのエイリアスが動いちゃうw
なんかすげー危ないコマンドレットな気がするよ。

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VistaにはWin32_LogicalMemoryConfigurationないんだ

http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa394181.aspx
Windows XP and Windows Server 2003: This class is no longer supported. Use the Win32_OperatingSystem class instead.

ほう

 

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http://www.anchorsystems.co.jp/anchor/ashp/netmon/faq.html
ファイヤウォールが WMI 呼び出しをブロックしてしまうためです。 Windows 2003 SP1 と Windows XP では、デフォルトでファイヤウォールが ON になっています。ファイヤウォールに WMI 呼び出しを通過させるようにするには、以下のスクリプトを実行してください。
Set objFirewall = CreateObject("HNetCfg.FwMgr")
Set objPolicy = objFirewall.LocalPolicy.CurrentProfile
Set objAdminSettings = objPolicy.RemoteAdminSettings
objAdminSettings.Enabled = TRUE
これで WMI 呼び出しが許可されます。

ファイアウォール嫌いー

リモートでGet-WMIObjectするときにひつよう

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[PowerShell]Get-Serviceしょぼすぎ
2007年11月26日00:55

Get-Serviceの戻り値が.NETのSystem.ServiceProcess.ServiceControllerなんすけど、Descriptionプロパティとかないねんな。
でもSet-ServiceでDescriptionを設定できたりする。どうやってちゃんと設定できたかを確認するかはget-wmiobject win32_serviceで調べるらしいwなんだこの中途半端な実装は。
ServiceControllerオブジェクトに対しps1xmlファイルでDescriptionやStartModeをScriptPropertyにして実装しとけよーと思った。せっかく拡張できるんだからさ。

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Select-String使えん・・・
2007年11月25日00:10

PS C:\script> select-string "aa" *.ps1
attrib.ps1:7: # Get-Item?R?}???h???b?g??p???AAttributes?v???p?e?B??B
文字化けしとるがな
Shift-JISのファイルも検索・表示できないとはかなり終わってますね
せめて文字コードを指定できるようにしてくれー

UTF8はいけます
 
.NET Frameworkには文字コード判別のクラスとかないのかな・・・
前探してなかった気もする
文字コードを判別する: .NET Tips: C#, VB.NET, Visual Studio
http://dobon.net/vb/dotnet/string/detectcode.html
こういうごり押しが必要なのねー

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あと&{スクリプトブロック} は、C#の{}空ブロックと同じことができるらしいー

要するに変数がその中でのみ使われてスコープ抜けたら破棄されるという

これを応用すればtrap文でtry catchみたいなこともできるらしいー

詳しくはPowerShellインアクションを買おう!w

元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2007/11/27/110583.aspx

2006/06/23

元記事はhttp://winscript.s41.xrea.com/mt/archives/2005/08/messagebox.htmlです。

# show_messagebox.ps1
[void] [Reflection.Assembly]::LoadWithPartialName("System.Windows.Forms") 
[System.Windows.Forms.MessageBox]::Show("こんにちは") 

1行目でMessageBoxクラスのあるSystem.Windows.Forms.dllを明示的にロードしてます。 2行目でMessageBoxクラスのShowメソッドを呼んでいます。(.NETのクラスのstaticなメソッドを呼ぶときは[名前空間.クラス名]::メソッド名()のように呼ぶ)

このスクリプトはUTF-8で保存してください。日本語が化けるのを防ぐためです。と書きましたがRC1になってShift-JISでも文字化けしなくなった模様です。

LoadWithPartialNameメソッドを使って.NETアセンブリをロードする方法については Precision Computing - A Download Manager in MSH http://www.leeholmes.com/blog/ADownloadManagerInMSH.aspxを参照しました。

元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2006/06/23/31170.aspx

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