2010/03/11
「PowerShell的システム管理入門」連載が始まりました
PowerShell的システム管理入門
―― PowerShell 2.0で始める、これからのWindowsシステム管理術 ――
@ITでPowerShellを使ったシステム管理入門の連載を始めました。どうぞよろしくお願いします。
月1更新の全10回を予定しています。予定はこちら。
第1回:PowerShellの概要―今回。概要の解説
第2回:PowerShellの基礎―PowerShellの基礎解説
第3回:ファイル/レジストリの操作
第4回:サービス/プロセスの操作
第5回:イベント・ログの操作
第6回:システム情報(WMI)の取得
第7回:ActiveDirectoryの操作
第8回:IISの管理
第9回:Hyper-Vの管理
第10回:Exchange 2007の管理
これまでWebにあるPowerShell記事は商用記事、個人ブログ問わず、どちらかというと言語的アプローチが多かったと思うのですが、今回の連載はPowerShell言語にフォーカスするのではなく、システム管理シェルとしての機能にフォーカスしています。PowerShellの開発者がシステム管理者に使ってほしいと思っているであろうシステム管理機能を勝手にランキングし、上位を取り出して目次にしました。PowerShell 2.0の段階ではたぶんこのあたりが美味しいと思っています。どうでしょう。ほかにもバックアップとか、フェイルオーバークラスタリングとか、グループポリシーとか、サーバー製品群でもSQL Server 2008とかもありますが、まずはこの辺からかなぁと。
この間、PowerShell2.0の新機能についても記事書いたのであわせてどうぞ。
それと直前の告知になってすみませんですが、今週の土曜日、名古屋でPowerShell 2.0のセッションやります。お時間の都合がつくかたでご興味があればこちらもぜひどうぞ。
元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2010/03/11/187020.aspx2008/12/03
[macro][Outlook2007]..や.@が入ったアドレスに送信
Outlook2007は、メールアドレスに.の連続(hoge...hoge@example.com)や@の前に.がある場合(hoge.hoge.@example.com)にはメールを送信することができません。受信トレイに「システム管理者」から送信不能と通知メッセージが入ります。
これは別にOutlook2007が悪いんじゃなくて、RFCに準拠しているためです。でもDocomoやauなど、このRFCに準拠していないキャリアがあって、結構、よく見ます。その辺の詳しい事情はこちらなどをどうぞ。
で、Outlookユーザーはじゃあこれらのメアドにはメールを送れないのか、と言うとそうではなく、実は裏技があって、@の前の部分を""(ダブルクォーテーション)でくくることで送信可能になります。
"hoge...hoge"@example.comや"hoge.hoge."@example.comなどのようにします。これはOKとRFCで規定されてるらしいですね。
でも毎回これを手で入力するのはメンドイ!
ということでなんとかしてみました。
Private Sub Application_ItemSend(ByVal Item As Object, Cancel As Boolean) Dim oMailItem As MailItem Dim bExistInvalidAddress As Boolean If TypeName(Item) = "MailItem" Then Set oMailItem = Item Dim reAddress As New RegExp reAddress.Pattern = "([a-zA-Z0-9\-\_\.]+)\@([a-zA-Z0-9\-\_\.]+)" reAddress.Global = True sMailAddresses = Split(oMailItem.To, ";") For I = 0 To UBound(sMailAddresses) If (InStr(sMailAddresses(I), "..") Or InStr(sMailAddresses(I), ".@")) And _ InStr(sMailAddresses(I), """") = 0 Then sMailAddresses(I) = reAddress.Replace(sMailAddresses(I), """$1""@$2") bExistInvalidAddress = True End If Next If bExistInvalidAddress Then oMailItem.To = Join(sMailAddresses, ";") Cancel = True End If End If End Sub
このようなコードをThisOutlookSessionに埋め込みます。VBエディタでF2キーを押してMicrosoft VBScript Regular Expression 1.0と5.5を参照設定してください。ただしマクロなんで毎回起動時にマクロを有効にするか聞かれます。(以上の意味が分からない方は使わないほうが無難です)
すると、問題あるメールアドレスのメールを送信しようとすると、正しくクォーテーションがつけられたメールアドレスに変換します。ただしTo:だけです。Cc:やBcc:にも対応してもよかったんですがそれは宿題ということで。
Cancel=Trueは要らないと思ったんですが、これを取るとなんかさらに''でクォートされて送信トレイに残骸が残ってしまいます。ので、一度メール編集画面に戻るようにしています。
元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2008/12/03/162596.aspx2008/05/24
6/28 Admintech.jp大阪でPowerShellの講演します
第11回 Admintech.jp勉強会 - Admintech.jp
http://itpro.admintech.jp/wiki/wiki.cgi?page=%C2%E811%B2%F3+Admintech%2Ejp%CA%D9%B6%AF%B2%F1
今回はWindows Server 2008に搭載された新しいシェルであるWindows PowerShellを 使ってWindows Server システム管理をするための基本についてレクチャーします。
というわけで、やります。内容としてはシステム管理者よりにする、というかしたいです。基本はもちろん私が話すのですが、質疑応答の時間を少し多めに取って、現場でどういう風に使いたいか、とかどういうタスクを自動化したいか、とかをディスカッション形式で聞いてみたいとか思っています。
元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2008/05/24/139202.aspx
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