2014/03/27

去年12月、東京でJapan PowerShell User Group (JPPOSH)第一回PowerShell勉強会が開催されましたが、来たる4/12(土)13:30より、大阪でも「PowerShell勉強会@大阪」が開催されます!

場所は阿倍野市民学習センターで、阿倍野駅/天王寺駅/阿部野橋駅が最寄りとなります(あべのハルカスの近くですね)。なお、参加費として500円を集めさせていただきますので予めご了承ください。

セッション内容は以下のとおりです。

  1. 「PowerShell『再』入門2014」 by 牟田口
    バージョン1登場から8年目を迎えたPowerShellの現状をまとめ、2014年版のPowerShell入門セッションという形で行なおうと思います。これからPowerShellを扱われる方はもちろん、これまで利用されていた方にも2014年現在のPowerShellの立ち位置の再確認、最新バージョンの4.0新機能等、参考になる内容としたいと思っています。
  2. 「PowerShellをクライアントで活用」 by wakaさん
    サーバー管理用シェルとして登場したPowerShellではありますが、クライアントOSであるWindows 7、8、8.1にも標準搭載され、最初から使えるスクリプト環境としての側面もあります。今回の勉強会主催者でもあるwakaさんに、クライアントサイドでPowerShellを活用するセッションをしていただける予定です。
  3. 調整中(Active Directory/Azure系の予定) by ちゅきさん
    Windows Serverの要の機能といえばやはりActive Directoryですよね。そしてWindows Azure改めMicrosoft Azureというクラウド環境の重要性も増す一方です。Windows Serverにおいてはオンプレもクラウドも、管理にはPowerShellが不可欠です。今回、Microsoft MVP for Directory Servicesのちゅきさんに、ADを中心としたPowerShellによるWindows Server/Azureの管理方法についてセッションしていただける予定です。
  4. 「Windows における PowerShell での デプロイ - DSC と リモーティング」by ぎたぱそさん
    東京の謎社で日夜PowerShellを用いた運用業務に携わり、Twitterやブログで積極的にPowerShell情報を共有されておられるぎたぱそさんが来阪して、PowerShellによるデプロイについてのセッションをしてくださいます。PowerShell 4.0で登場したDSCについても実際の業務での使いどころ等を語っていただけるのではないかと思います。

まだまだ残席ございますので、お近くの方でご興味をお持ちの方は、ぜひとも4/12は基本から応用まで内容盛りだくさんのPowerShell勉強会@大阪へお越しくださいませ! 懇親会もありますよ!

2014/03/23

昨日は、MVP Community Camp 2014の大阪会場にお越しいただき、ありがとうございました。

私のセッションスライドを公開します。

前回のエントリーでも書きましたが、DSCについては何度かセッションをやってきており、今回が一応の集大成的なものとなるかと思います。

今回はDSCというPowerShell4.0で追加された応用的な内容でしたが、4/12に開催されるPowerShell勉強会@大阪では基礎的なところからセッションをやる予定です。PowerShell勉強会@大阪については後ほど詳しく紹介エントリーを上げます。

さて、今回デモをやろうとしたんですが、見事に失敗してしまいました。大変申し訳ありません!

原因としてはHyper-Vにドメインコントローラー(兼、Configuration配布用サーバー)と設定対象サーバーの2台を同一ドメインに所属させていたのですが、手違いで設定対象サーバーからDCへの認証ができなくなっていて、結果、DSC反映時に必要なKerberos認証に失敗したためでした。やはりDCを仮想化させるのはいくらHyper-V 3.0でも注意深くやらないとダメですね。直前まではうまく動いてたんですけどもね…DCはやはり独立して用意すべきでした

本番ではデモに失敗したんですが、環境を再整備して動作することを確認しました。そこで、今回、デモで用いる予定だったスクリプトを一式、公開する事にしました。こちら:dsc_demo.zip

使用方法を以下に説明します。なお、すべては無保証なので、必ず、壊れてもいいサーバーを新規で用意してください。また、デモ環境をHyper-Vの仮想サーバーとしておくと、DSC適用前の状態のスナップショットを取れるのでいつでもデモ実行前の状態に戻せて便利です。

事前準備
  1. Configuration配布用サーバー(コンピューター名:dscpull)、設定対象サーバー(コンピューター名:target)を用意し、双方にWindows Server 2012 R2をGUI有効にしてインストールする。
  2. Windows Server 2012 R2がRTM版である場合は、General Availability Update Rollupを適用してGA相当にアップデートする(ビルド番号6.3.9600.16394の状態にする)。
  3. 両サーバーを同一ドメインに所属させる。
  4. 両サーバー間でKerberos認証が通りWinRMでリモート接続できることを確認しておく。
    たとえば、dscpullサーバーからEnter-PSSession targetとしてtargetサーバーにリモート接続できるかどうかで確認できます。
  5. dsc_demo.zip中に含まれるdscpullフォルダをConfiguration配布用サーバーのC:\直下にコピーする。
  6. dsc_demo.zip中に含まれるtargetフォルダを設定対象サーバーのC:\直下にコピーする。
Pushモードのデモ

このデモでは、dscpullサーバーでDSCをpushモードで実行することにより、「targetサーバーにIISをインストールし、Webサイトを作成し、開始する」という操作を適用します。よって、事前にtargetサーバーにはIISが入っていないことを確認しておいてください。

  1. targetサーバーのInstall_Website_Resource.ps1を実行する。
    この操作により、xWebAdministrationリソースモジュールがtargetサーバーに配置されます。
  2. dscpullサーバーのStart_Website_of_Target.ps1を実行する。
    この操作により、xWebAdministrationリソースモジュールがdscpullサーバーにも配置され、xWebSite等のリソースを呼び出すConfigurationに従ってMOFファイルを生成し、Start-DscConfigurationコマンドレットによって実際にMOFファイルの内容をtargetサーバーに反映させます。
    ※Pushモードの場合、カスタムリソースを利用する際は、実行側と対象の双方にカスタムリソースの事前配置が必要です。
  3. Start_Website_of_Target.ps1の実行が終了したら、targetサーバーをチェックして下さい。IISがインストールされ、IISマネージャ上ではDefault Web Siteは停止状態となり、MyWebSiteというサイトが作成され開始されていると思います。http://target/を開いてみてください。
  4. targetサーバーの設定を色々と変更して(Webサイトを停止する、削除する、IISをアンインストールする、InetPubフォルダのコンテンツを削除するetc)、再度Start_Website_of_Target.ps1を実行した場合でも、同じ設定に戻ることを確認してください。
Pullモードのデモ

このデモではまずdscpullサーバーにDSC Serviceをインストールし、PullサーバーとしてMOFファイルを配布できるようにします。続いてtargetサーバーの設定をPullモードにし、dscpullサーバーから設定を定期的に取得、反映させるようにします。(このデモでは「印刷サービス」(プリントサーバー)をインストールするConfigurationをサンプルとして利用しています)

  1. dscpullサーバーのInstall_DSC_Service.ps1を実行する。
    この操作により、xPSDesiredStateConfigurationリソースモジュールがdscpullサーバーに配置され、このモジュールに含まれるxDscWebServiceリソースを呼び出すConfiguration(Sample_xDscWebService)を実行し、Pullサーバーが構築されます。
  2. dscpullサーバーのDeploy_Config.ps1を実行する。
    この操作により、プリントサーバーをインストールするConfigurationからMOFファイル(ファイル名は対象サーバー名ではなく、対象サーバーを識別するConfigurationIDとなる)を生成し、New-DscCheckSumコマンドレットによりチェックサムファイルを出力し、両ファイルをPullサーバーのMOFファイル配布用フォルダにコピーすることで、設定の配置が完了します。
  3. targetサーバーのConfig_LCMforPull.ps1を実行する。
    この操作により、LCM(Local Configuration Manager)設定用のConfigurationからMOFファイルを生成し、Set-DscLocalConfigurationManagerによりMOFファイルを反映し、targetサーバーのLCMがPushモードからPullモードに変更されます。また対象サーバーを識別するためのConfigurationIDも定義します。このスクリプトを実行すると処理の最後で自動的に再起動を実行します。(DSCのモード切替は再起動後に反映されます)
  4. 再起動後、targetサーバーに印刷サービスがインストールされていることを確認してください。上手くいかない場合は、イベントビューアで”Desired State Configuration”を確認してください。またLCMのConfigurationに指定した間隔で設定が再反映されていること、あるいは新設定をPullサーバーに取得しにいっていることを確認してください。

2014/03/14

Microsoft MVPと技術コミュニティが主催する MVP Community Camp 2014 というカンファレンスが、日本を含むアジア パシフィック各都市で3/17〜3/22の期間に開催されます。

3/17〜3/21の期間はオンラインセミナーが実施されます。日本リージョンのセッションはDay2の3/18に行われます。

3/22(土)のオフラインカンファレンスについては、日本では東京、札幌、仙台、名古屋、北陸、大阪、広島、沖縄の各都市/地域で実施されます。このうち大阪会場(難波市民学習センター)では、私も「PowerShell Desired State Configuration (DSC) について」と題して、PowerShell 4.0の新機能であるDSCのお話をデモを交えてさせていただきます。

なお、大阪会場では懇親会参加登録が別サイトとなっているので、参加されるかたはご注意ください。

DSCについてはPowerShell 4.0リリース後も、公式サイトの情報が不完全で公式ブログで徐々に小出しされてたり、新しいリソースが(α版的なものですが)徐々にリリースされたりで、日々刻刻と状況がアップデートされています。そのため、これまで私としても何回かDSCのセッションをしていますが、内容はちょっとずつ変化しています(私の理解が深まっていくにつれて、というのもありますが)。

おそらく今回はPowerShell4.0版のDSCセッションとしては、最終報告(?)になるかと思います。

もちろん大阪会場のセッションは私だけではなく、MSMVPの専門家たちが皆さんの専門分野で濃ゆいセッションをしてくださいます。ぜひぜひ、3/22は皆様お誘いあわせの上、会場にお越しいただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

2013/12/22

12/21東京、六本木ヒルズの謎社こと株式会社グラニで開催された、ぎたぱそ氏主催第1回 PowerShell勉強会で「PowerShell Desired State Configuration (DSC) について」というセッションをしてきました。以下にセッションで用いたpptx資料を公開します。(なお、このセッションは以前、福井で行なったセッションのブラッシュアップ版となります。)

諸事情でデモが行えず、時間が余りまくって大変もうしわけありませんでした。次にDSCセッションをやるときにリベンジしたいと思います。

PowerShellが登場してもう7年になりますが、PowerShell単独の勉強会で40人もの集客ができるようになったのは実に感慨深いです。今回の勉強会でも会場の皆さんが熱心にセッションを聞いておられたのが印象深く、PowerShellが「知る人ぞ知る存在」から「知っておくべき存在」に完全にシフトしたのを感じました。

今回の勉強会は、Japan PowerShell User Group (JPPOSH)というコミュニティーグループの第一回のイベントということで、今後もこのコミュニティに何らかの形で協力していけたらなあ、と思います。

2013/09/23

(※12/22付記。12/21にこのセッションのブラッシュアップ版セッションを行いました。こちら

9/21に福井県あわら温泉で実施された ITごった煮勉強会vol.2@福井 で、PowerShell 4.0 の新機能である、PowerShell Desired State Configuration (DSC) についてのセッション(30分)をしてきました。以下が発表で使ったpptxの資料となります。

DSC とは Desired (望まれる) State (状態に) Configuration (構成する) の略で、サーバー設定が「望まれる状態」に構成されることを実現するための、Windows Server 2012 R2 / Windows 8.1 で新たに追加されたシステム管理機能です。

PowerShell DSC は、Configuration という新しいキーワードで定義される PowerShell の拡張構文で記述します。

Configuration は、従来の命令型(Imperative)構文 = 「どのように行うか」ではなく、宣言型(Declarative)構文 = 「どういう結果になるべきか」で記述することができます。

Configuration 構文は、例えば、条件分岐して○○のときは○○して…といった手順をプログラミングする必要はなく、「設定ファイル」のように設定項目と設定値を列挙するだけで、DSC 実行後に保証される状態を記述することができるので、プログラミングに明るくないシステム運用者の方にも抵抗なく使うことができると思います。

開発者は従来通りアプリケーションの機能を呼び出すコマンドレットを作成するのに加えて、DSCで用いる「カスタムリソース」も実装することになります。

DSC を用いたシステム構築を行えば、開発者と運用者がより密に連携できるようになるので、継続的デプロイが可能となり、 DevOps 実現のための道具の一つとなるものと思います。

先日、Windows Server 2012 R2 および Windows 8.1 の RTM 版がMSDN /TecnNet Subscription でダウンロード可能になりましたが、目玉機能(?)となる PowerShel DSC についての情報、特に日本語のものがあんまりネット上に見当たらないので、このスライドを参考にしていただければいいかな、と思います。


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