2007/06/10

たとえば、2階層下のフォルダまで(無限階層じゃないのがミソ)のファイル・フォルダのフルパスを取得するスクリプトを考えます。

dir|%{$_.Fullname;if ($_.PSIsContainer){dir $_|%{$_.Fullname}}}

こんな感じでしょうか。

実行例。-recurseパラメータをつけた場合は3階層目までさらいますが、上記のスクリプトは二階層目で止まります。

PS C:\s> dir -recurse |%{$_.fullname}
C:\s\t
C:\s\新規 「サクラ」用音楽テキスト.mml
C:\s\t\u
C:\s\t\新規 Microsoft Office PowerPoint プレゼンテーション.pptx
C:\s\t\u\v
C:\s\t\u\v\新しいビットマップ イメージ.bmp
PS C:\s> dir|%{$_.Fullname;if ($_.PSIsContainer){dir $_|%{$_.Fullname}}}
C:\s\t
C:\s\t\u
C:\s\t\新規 Microsoft Office PowerPoint プレゼンテーション.pptx
C:\s\新規 「サクラ」用音楽テキスト.mml
PS C:\s>

さて、このForEach-Objectコマンドレット(エイリアスは%)はネストされています。最初の$_.Fullnameは最初のdir(Get-ChildItemコマンドレット)が返すFileInfo/DirectoryInfoオブジェクトのFullnameプロパティを見ています。その次の$_.PSIsContainerもそうですね。$_がフォルダだったら次のdirを実行します。dir $_の$_も最初のオブジェクトです。さてここでふたたびForEachループを回します。ここで実行される$_.Fullnameの$_は、直前のdir $_が返したFileInfo/DirectoryInfoオブジェクトを参照しています。

このようにスクリプトブロックをネスト化した場合、$_にはもっとも内側のパイプラインを通ったオブジェクトが格納されます。

さて、では内側のスクリプトブロックから、外側のスクリプトブロックのパイプラインにわたったオブジェクトを参照するにはどうするのでしょう?この場合、たとえば最初から見て1階層下のフォルダC:\s\tのdirを内側のスクリプトブロックで回す際、外側のC:\s\tのフルパスも合わせて表示したいとき、内側から外側の$_を参照する必要がでてきます。このやり方は実は分かりません(汗 できるのかな〜?

一晩寝たら思いつきました。コロンブスの卵です。外側の$_をほかの変数に入れちゃえばOKですね。

PS C:\s> dir|%{$_.Fullname;if ($_.PSIsContainer){$outer=$_;dir $_|%{"[" + $outer
.Fullname + "]";$_.Fullname;}}}
元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2007/06/10/80193.aspx

2006/12/18

12/16、わんくま大阪勉強会#4でPowerShellのセッションをさせていただきました。
いろいろと拙いところがありましたが、ご静聴いただきありがとうございました。

いくつかフィードバックやご質問をいただきました。

・PPTに書いてること以外をしゃべってほしい
→資料だけを読まれる方のためにPPTだけを見ても分かるようにしたのですが、せっかく参加された方のためにもそれ以外のことをしゃべったほうがいいですね。今回は時間がなくてなかなか難しかったのですが次回は改善させていただきたいです。

・デモが少ないので増やしてほしい
→これも時間の関係で今回ちょっとしかやれなかったのですが、次回1/12(金)はたっぷりやれると思います。シェルを叩くだけでなくスクリプトをその場で書いていくのもいいですね(今回他の方のセッションを見て思ったのですが)。ネタを仕込んでおかなければ…。

・実際に使える実用的なスクリプトサンプルが見たい
→時間の関係でスクリプトに関してはほとんど取り上げられなかったのですが、これも次回きちっとやります。PowerShellならではのスクリプトを鋭意研究中です。あまり運用系のことがわからないので、「こんなスクリプトがあったら嬉しい」などのご意見をお待ちしております。メールやここのコメント欄などでいただきたいと思います。

・IronPythonとの住み分けは?
→申し訳ありませんが、まだIronPythonを弄るところまでは行っていません。おいおい、研究していきたいと思います。現時点では個人的にはPowerShellは運用系、IronPythonは開発系なのかなと思います。

・安定性は?
→少し重いというのがありますが、安定性はまずまずなんじゃないでしょうか。

・仕組みは?
→現時点では正直なところ、なぜ動作するのか?なぜ.NETのクラスが動的に呼び出せるのか?というところまでは追い切れていません。
Windows PowerShell in Actionという書籍に詳しい解説があるそうなので、これから読んで、みなさんにお伝えできたらいいなと思っています(購入してるのですが積読状態です(汗)。

あと中さんからエイリアスを使う上では注意が必要というコメントをいただきました。これまでのコマンドプロンプトと同名のエイリアスがあるが、それらを書くときは、オプションなどは従来とは異なるということを言っておかないと混乱する…ということですよね?>中さん
エイリアスはシェルを叩く際はデフォルトで定義されている分には積極的に使っていってもいいと思いますが(コマンドプロンプトと混同しないように、との前提が必要ですが)、スクリプトで使うときはあえてエイリアスを使うこともないかなぁと思います。
?や%などはエイリアスというか文法チックなので、こちらのほうが分かりやすいような気もします。
エイリアスとは少し離れますが、パイプを多用したスクリプトの分かりやすい記法というのも研究中です。PowerShellはやはりオブジェクトが渡るパイプが肝なので、スクリプトでも活用していきたいのですが、多用するとどうしても読みにくくなってしまいます。そのあたりをうまく解消できればいいですね。

次回(1/12(金))はまたよろしくお願いします。まだまだ勉強中なのでなかなか講演、執筆ともに拙かったり進捗が遅かったりして申し訳ありません。取り上げてほしいこと、スクリプトのネタなどがありましたらぜひフィードバックをお寄せください。

元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2006/12/18/51695.aspx

2006/11/11

コマンドプロンプトだとattribコマンドを使うところですが、PowerShellだとこんな感じになります。test.txtファイルにReadOnlyとHidden属性をつけます。 

set-itemproperty -path test.txt -name attributes -value "ReadOnly","Hidden"

属性はコンマ区切りの配列で指定するところがポイントです。一つなら"ReadOnly"などで大丈夫です。

このコマンドラインはちょっと冗長ですね。エイリアスとパラメータの省略を駆使するとこうなります。

sp test.txt attributes "Readonly","Hidden"

まあこんなもんでしょう。

元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2006/11/11/44626.aspx

2006/06/30

【その一】
ディレクトリにあるbbbbaaaa[ファイル番号].extのようになっているファイル名をaaaabbbb[ファイル番号].extのようにリネームしたいと思ったので、PowerShellを使おうと思いました。なかなか-replace演算子の使い方が思いつかなかったのですがこんな感じでいけました。

dir|foreach{ren $_ ($_ -replace "bbbbaaaa","aaaabbbb")}
各Cmdletのエイリアスは次のとおり。
  • dir = get-childitem
  • foreach,% = foreach-object
  • ren = rename-item

【そのニ】
ディレクトリにあるaaaその1.ext , bbbその2.ext・・・というファイルを、aaaその01.ext , bbbその02.extのようにリネームしたいと思います。

dir|% { [void] ($_ -match "(?
.*その)(?\d+)(?.*)");ren $_ ($matches["pre"] +"{0:d2}" -f [int]$matches["num"]+ $matches["post"])}

こんなのを考えましたが暗号みたいになってしまいましたね…。もっといい方法があれば教えてください。

ちょっとずつですがCmdletの使い方を学んでいけたらなーと思います。

元記事:http://blogs.wankuma.com/mutaguchi/archive/2006/06/30/31519.aspx

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