2014/12/24

はじめに

この記事はPowerShell Advent Calendar 2014の24日目の記事です。

今回は、Windows 8から追加されたOSの機能である、「Windows 位置情報プラットフォーム」をPowerShellから呼び出して、位置情報(緯度、経度)を取得してみよう、という話になります。

Windows 位置情報プラットフォームとは

Windows 8から、「Windows 位置情報プラットフォーム」という機能が追加され、アプリケーションから現在位置情報(緯度、経度など)をAPIで取得できるようになっています。

Windows 位置情報プラットフォームでは、位置情報をGPSがあればGPSから、なければWi-Fiの位置情報あるいはIPアドレスなどから推定して取得します。すなわち、GPSがない場合でも位置情報を取得できる、いわば仮想GPSの機能がデフォルトで備わっているのがミソです。

(注:Windows 7にも「Windows センサー&ロケーションプラットフォーム」というのがありましたが、OSデフォルト機能としては仮想GPSはありませんでした。今は亡き、Geosense for Windowsというサードパーティー製アプリを追加すると仮想GPS使えたんですけどもね。あとWindows Phone?知らない子ですね…

PowerShellでWindows 位置情報プラットフォームを利用する

さて、Windows 位置情報プラットフォームをPowerShellで使うには、.NET4.0以上に含まれている、System.Device.Location名前空間配下に含まれるクラスの機能を用います。アセンブリ名としてはSystem.Deviceとなります。

以下のような関数Get-GeoCoordinateを定義します。

Add-Type -AssemblyName System.Device

function Get-GeoCoordinate
{
    param(
        [double]$Latitude,
        [double]$Longitude
    )

    if(0 -eq $Latitude -and 0 -eq $Longitude)
    {
        $watcher = New-Object System.Device.Location.GeoCoordinateWatcher
        $sourceId = "Location"
        $job = Register-ObjectEvent -InputObject $watcher -EventName PositionChanged -SourceIdentifier $sourceId
        $watcher.Start()
        $event = Wait-Event $sourceId
        $event.SourceEventArgs.Position.Location
        Remove-Event $sourceId
        Unregister-Event $sourceId
    }
    else
    {
        New-Object System.Device.Location.GeoCoordinate $Latitude,$Longitude
    }
}

関数実行前に、まずAdd-Type -AssemblyName System.Deviceを実行して必要なアセンブリをロードする必要があります。

関数本体ではまず、System.Device.Location.GeoCoordinateWatcherオブジェクトを生成します。このオブジェクトのStartメソッドを実行すると、Windows 位置情報プラットフォームにアクセスして、位置情報の変化を監視します。位置情報の変化を感知すると、PositionChangedイベントが発生し、取得した位置情報を、イベントハンドラの引数にGeoPositionChangedEventArgs<T>オブジェクトとして返します。

さて、PowerShellでは、.NETクラスのイベントを取得するには、Register-ObjectEventコマンドレットを用い、イベントを「購読」します。

イベントが発生するたびに何かの動作をする、というような場合では、Register-ObjectEvent -Action {処理内容}のようにして、イベントハンドラを記述するのが一般的です。が、今回は位置情報の変化の最初の一回(つまり、初期値の取得)さえPositionChangedイベントを捕まえればOKなので、-Actionは使用しません。

代わりにWait-Eventコマンドレットを用い、初回のイベント発生を待機するようにしています。Wait-Eventコマンドレットは、当該イベントを示すPSEventArgsオブジェクトを出力します。

PSEventArgsオブジェクトのSourceEventArgsプロパティには、当該イベントのイベントハンドラ引数の値(ここではGeoPositionChangedEventArgs<T>オブジェクト)が格納されているので、あとはそこから.Position.Locationと辿ることで、位置情報を格納したGeoCoordinateオブジェクトが取得できます。

(注:あとで知ったんですけど、GeoCoordinateWatcherクラスには、同期的に位置情報を取得するTryStartメソッドというのがあって、これを使えばイベント購読は実は不要でした…まぁいっか)

なお、関数のパラメータとしてLatitude(緯度)、Longitude(経度)を指定すると、現在位置ではなく、指定の位置を格納したGeoCoordinateオブジェクトを生成するようにしています。

Get-GeoCoordinate関数の使い方

事前にコントロール パネルの「位置情報の設定」で「Windows 位置情報プラットフォームを有効にする」にチェックを入れておきます。

あとはGet-GeoCoordinateをそのまま実行するだけです。

Latitude           : 34.799999
Longitude          : 135.350006
Altitude           : 0
HorizontalAccuracy : 32000
VerticalAccuracy   : NaN (非数値)
Speed              : NaN (非数値)
Course             : NaN (非数値)
IsUnknown          : False

このように現在位置が表示されるかと思います。といっても、緯度、経度が表示されたところでちゃんと取得できてるのかよく分からないので、以下のような簡単な関数(フィルタ)を定義しておきます。

filter Show-GoogleMap
{
    Start-Process "http://maps.google.com/maps?q=$($_.Latitude),$($_.Longitude)"
}

このフィルタを使うと、指定の緯度経度周辺の地図を、標準のWebブラウザで開いたGoogleマップ上に表示してくれます。使い方はこんな感じ。

Get-GeoCoordinate | Show-GoogleMap

現在位置が表示されましたでしょうか? 位置測定に用いたソースによってはkmオーダーでズレると思いますが、それでも何となく、自分がいる場所が表示されるのではないかと思います。

なお、先ほども書いたように、パラメータで任意の緯度、経度を指定することも可能です。この関数だけではあんまり意味を成しませんが…

Get-GeoCoordinate 35.681382 139.766084
まとめ

PowerShellでも「Windows 位置情報プラットフォーム」を使って現在位置が取れるよ、という話でした。あんまりPowerShellでSystem.Device.Locationとかを使っているサンプルを見かけないので、何かの参考になれば幸いです。あとPowerShellでのイベントの扱い方についても復習になるかと。

ところでこうやって取得した位置情報を使って、Web APIを呼び出して活用しよう、というようなネタを書くつもりだったんですが、長くなったんでまたの機会としましょう。ではでは。

2014/04/30

はじめに

IE6〜11まで、要するに現行のIEすべてを対象とするやばげなゼロデイ脆弱性がみつかり、パッチ公開までIE以外のブラウザを使いましょうという通達が出たり出なかったりしている昨今のようです。

その文脈で、IE以外のWebブラウザをダウンロードするのにIEを使うしかない!もう死ぬしか…みたいな(本気なのか冗談なのか判断が付きかねる)反応を散見します。

実際のところはWebブラウザを探してダウンロードする位はIE使えばいいと思いますが、IE使わないでいかにWebブラウザをダウンロードするか、を考えるのが、Twitter等で一種の大喜利のようになっています。

ftp.exeを使う、wgetなどのコマンドラインツールを使う、ペイントのファイルダイアログを使う(?)等々いろいろな案がありますが、皆なぜPowerShellを使わないんだ。ということで、書きます。

なお、WebブラウザのダウンロードURLはご自分でお調べください。こちらの方の記事が参考になるかと。

Invoke-WebRequestコマンドレットを使う

一番普通のやり方としては、Invoke-WebRequestコマンドレットを使う方法ですね。

Invoke-WebRequest https://アドレス/setup.exe -OutFile setup.exe

これを実行するとファイルがダウンロードされて、カレントディレクトリにsetup.exeというファイルが生成されます。フルパス指定でももちろんOKです。

なお、Invoke-WebRequestコマンドレットはHTMLのDOMパース時のみIEコンポーネントを用いるのですが、-OutFileパラメータ使用時はパースしないのでおそらくIEとは無関係で実行できると思います。(注:IEコンポーネントによるDOMパースを抑制するには、-UseBasicParsingパラメータを付加します)

Invoke-WebRequestコマンドレットはPowerShell 3.0から追加されたコマンドレットなので、3.0が同梱されているWindows 8、4.0が同梱されているWindows 8.1では特に何もせずに利用可能です。

ちなみにInvoke-WebRequestコマンドレットはデフォルトエイリアスとしてiwrが定義されているので、iwrでも呼び出せます。PowerShell 4.0ではそれに加えてwget、curlもエイリアス定義されていたりします。(このエイリアス定義は賛否両論ですけどね)

Windows 7の場合はPowerShellのデフォルトのバージョンは2.0なので、3.0以上を追加で入れる必要があります。Vistaは2.0までしか入らないので残念でした。

Start-BitsTransferコマンドレットを使う

Windows 7以上であればBITS(バックグラウンド インテリジェント転送サービス)の機能がPowerShellコマンドレットから利用できます。BITSはその名の通り、ネットワーク帯域の空き部分を有効活用してファイルを転送するかしこいサービスで、Windows Update等で用いられています。ファイル転送のプロトコルとしてはSMBとHTTP(S)をサポートしてるので、Webサイトからファイルをダウンロードするという用途で使うことができます。

ダウンロードを開始するには、Start-BitsTransferコマンドレットを使います。

Import-Module BitsTransfer
Start-BitsTransfer https://アドレス/setup.exe setup.exe

Windows 7標準のPowerShell 2.0だと、Cmdlet Auto Discoveryの機能が働かないため、上記のようにImport-Moduleコマンドレットによる明示的なモジュールロードが必要ですが、PowerShell 3.0以降では不要です。

BitsTransferモジュールには他にもコマンドレットがあり、非同期転送等できたりするので興味のある方はヘルプをみてください。こちらの記事も参考になるかと:PowerShell: ◆Bits転送2

WebClientオブジェクトを使う

今回の大喜利(?)でPowerShellを用いてファイルダウンロードする方法というのもいくつか見かけたのですが、WebClientを使う方法が殆んどだったように思います。まあ今回の記事を書いた動機としては、今はもうWebClient使わなくても標準のコマンドレットでできるよ!ということなんで敢えてここでは書きません。次のツイートを参照して下さい:Twitter / tanakh: IEを使わずにFirefoxをダウンロードする方法、Powe ...

おまけ:chocolateyを使う

あまりPowerShellとは関係ないのですが、そもそもWindowsにはapt-getみたいなパッケージ管理システムはないんかい、という意見をみかけたので紹介します。ChocolateyというNuGetベースのWindows用アプリケーションのパッケージ管理ツールとリポジトリです。

このツール自体のインストールはコマンドプロンプトに、サイトトップに書いてあるコマンドをコピーペーストして実行するだけです。(このコマンド内でPowerShellを呼び出しているので関係あるっちゃある…)

あとはコマンドプロンプトで cinst GoogleChrome とかしてやるとダウンロードとインストールをしてくれると思います。

ところでchocolateyは現在のところコマンドプロンプトベースであり外部ツールですが、次期バージョンのPowerShell 5.0ではOneGetと呼ばれるパッケージ管理システムが追加され、コマンドレットでchocolateyをはじめとする様々なリポジトリからファイルを取得してインストールできるようになる予定なのでご期待ください。

2013/05/07

今週末5/11(土)にCommunity Open Day 2013 (COD 2013) というIT系コミュニティが集結するイベントが全国各地で同時開催されます。IT系コミュニティの活動をより広めるという目的で行われているCODは去年に続き2回目の開催となります。

私も大阪会場で、わんくま同盟大阪勉強会代表としてセッションを担当します。内容は以下の通りとなります。

タイトル:
運用自動化に役立つPowerShellモジュールの作成方法

内容:
Windows 8およびWindows Server 2012に標準搭載のPowerShell 3.0は、オリジナルのコマンドレット、PSプロバイダを含んだ「モジュール」を作成することで自由に機能拡張することができます。

アプリケーションの機能をコマンドレットを用いて実行できるようにしておくと、運用の自動化に役立ちます。

本セッションではVisual Studio 2012を使ってコマンドレットとPSプロバイダを開発し、モジュールを作成する方法について解説します。

当日はデモをまじえてPowerShellモジュール作成のキモをご紹介しようと思っています。

私のセッションの他にも、各コミュニティの方々による興味深いセッションが多数予定されております。

まだ残席ございますので、ご興味ありましたら是非、登録の上お越しくださいませ!

5/18追記。セッション資料セッションビデオを公開していますので、どうぞご利用ください。

2013/03/24

Windows 8[業務アプリ]開発読本:書籍案内|技術評論社

9784774156057

というわけで、私が企画協力させていただいた「Windows 8 [業務アプリ] 開発読本」という書籍が技術評論社さんから3/27に発売となります。この書籍は書名通り、Windows 8対応の業務アプリを作成するためのノウハウを、私のお友達を中心とした皆さんによって書かれたものとなります。執筆者を募集したときは特に意識はしてなかったのですが、結果的にMicrosoft MVPやMicrosoftエバンジェリストをはじめとしたエキスパートで占められるという何とも豪華な執筆陣となっています。

Windows 8の開発書籍ということで、Windowsストアアプリ開発法をメインに据えた構成となっているのはもちろんのこと、従来のデスクトップ(Windows Forms / WPF)アプリとの違いや移行方法、ストアアプリとデスクトップアプリをどう作り分けていくか(既存のデスクトップアプリのうちどこをストアアプリ化するのか)、といった視点も盛り込んでいます。

というのもストアアプリはタッチデバイスを想定した新しいプラットフォームではあるものの、業務システムすべてをストアアプリに置き換えるというのは得策とは言えないケースが多々あるためです。逆に業務システムのうちストアアプリ化すると効率が上がる部分も多く存在しており、本書では業務システムをグレードアップさせるためのストアアプリ開発を、概念、UI設計から具体的なコードにいたるまで詳しく取り上げています。

私もWindows 8業務アプリを開発する上で、DevOps(開発と運用の協調)を実現するためにPowerShellモジュールをアプリに組み込み、運用サイドでもアプリ操作の自動化を容易に行う方法についての記事を書かせていただいてます。

本書はストアアプリを中心にクラウド等の周辺テクノロジーを包括した、Windows 8時代の業務システム開発とはどのようなものであるか、どのように行っていけばいいのか、という指針を提示できているのではないかと思っています。Windows開発に携わる方はぜひお手にとって見ていただきたい一冊です。どうぞよろしくお願いします。

3/29追記。
本書のサポートページが公開になりました。特集1と私の記事のサンプルファイルがダウンロード可能になっていますので、ご活用ください。

2012/11/21

先日、Windows Server 2012がRTMされたのと同時に、Windows 7/2008/2008 R2用のPowerShell 3.0を含むWindows Management Framework (WMF) 3.0パッケージも公開になりました。

Download WMF 3.0 from Official Microsoft Download Center

また、Windows Server 2012を管理するためのWindows 8用リモートサーバー管理ツール(RSAT)も公開されました。サーバーマネージャーやAD管理センターなどの管理ツール、Windows Server 2012の「役割」と「機能」に対応するPSモジュールが含まれています。

Download: Windows 8 用 RSAT - Microsoft Download Center - Download Details

(残念ながらWin Server 2012を管理するWin7用のRSATはないようです)

さて、PowerShell 3.0はローカルヘルプが標準では含まれていないので、Update-Helpコマンドレットを管理者権限で使ってダウンロードする必要があります。が、現状では日本語ヘルプが存在しないので、ローカルでヘルプが引けないというちょっとアレな状況になってます。

この状況、いつかは改善されるとは思うのですが、とりあえずの回避策を書いておきます。以下のスクリプトを管理者権限で実行してください。

Update-Help -UICulture en-us -Force
mkdir $pshome\ja-JP_backup
copy $pshome\ja-JP\*.* $pshome\ja-JP_backup\
copy $pshome\en-US\*.* $pshome\ja-JP\

このスクリプトはUpdate-Helpコマンドレットにより英語ヘルプ(ロケールen-us)を$pshome\en-USにダウンロードします。その後、ダウンロードしたヘルプファイルをそのままja-JPフォルダにコピーします。その際、念のためにバックアップをja-JP_backupフォルダにとっておきます。

これで日本語環境のpowershell.exeでもとりあえずは英語版のヘルプを引くことが出来るようになります。

(2013/01/18追記。Windows 8とServer 2012では、Update-Help -UICulture en-us -Forceを管理者権限で実行するだけで、日本語環境でも英語ヘルプが表示されます。)

日本語ヘルプがダウンロード可能になればこの作業は必要ないですが、それまでの暫定措置としてご利用ください。

この作業に抵抗がある方は、オンライン版英語ヘルプを参照するのでもいいかと思います。

Windows PowerShell Core Modules
これはPowerShell 3.0に標準添付のモジュールとそれに含まれるコマンドレットのリファレンスです。

Windows PowerShell Support for Windows Server 2012
これはWindows Server 2012 / Windows 8に付属のモジュールとそれに含まれるコマンドレットのリファレンスです。

powershell.exeで Get-Help コマンドレット名 -Online とすることでWebブラウザを開いてこれらのヘルプページを直接表示することも可能です。

さて、ヘルプが揃ったところで、さっそく新しいコマンドレットを試してみましょう。そしてその成果をぜひ、PowerShell Advent Calendar 2012で発表してください!!

2012/06/10

4/24のWindows Developer Days (WDD) 2012と、6/9のCommunity Open Day (COD) 2012で私が行ったPowerShell 3.0のセッション資料とビデオが公開されました。ご参加いただいた方は復習用に、ご参加いただけなかった方には参考資料としてお役にたてれば幸いです。

WDD2012とCOD2012、そして6/2のわんくま同盟大阪勉強会#49にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

2012/04/24 Windows Developer Days 2012

非 Windows ユーザーにもお勧め Windows PowerShell 3.0 概説

Windows 8 および Windows Server "8" には Windows PowerShell 3.0 を含む Windows 管理フレームワーク 3.0 が組み込まれ、システム管理機能が大幅に強化されました。このセッションでは PowerShell 3.0 を用いた Windows サーバー管理・自動化の概要をデモを交えてご紹介します。

※PowerShell 3.0 を用いたリモートサーバー管理の話とデモが中心です。

セッション資料・ビデオ (Windows Developer Days 2012 | Channel 9で公開されています)

2012/06/09 Community Open Day 2012

PowerShell 3.0 概要

PowerShellはWindows Serverの管理、自動化の要となるシェル・スクリプト環境です。今年中にもリリースされるWindows Server 2012とWindows 8の登場とともに、PowerShellはバージョン3.0にアップデートされます。今回のセッションではPowerShellの基本を軽くおさらいし、3.0になって追加された新機能と改善点をご紹介します。

※PowerShell 3.0 の新機能と改善点を網羅したセッションです。

セッション資料 (SlideShare) セッションビデオ (Ustream)

2012/05/14

来月6/2と6/9にPowerShell3.0のセッションをしますので告知です。

PowerShell 3.0 を使ったリモート管理(2012/06/02 わんくま同盟 大阪勉強会 #49

2月のセッションではPowerShell3.0新機能を網羅しましたが、今回はその中でも特に重要なPSリモーティングの強化ポイントを、実際に Windows8クライアントからWindows Server2012のリモートサーバーを管理するデモを交えてご紹介します。
PowerShellの基本概念をおさらいするパートもやりますので、この機会に「PowerShell再入門」してみませんか?

6/2のわんくま大阪#49では、jz5さんによるWeb APIのセッション、あおおにくんによるMonoのセッション、さおさんによるMetro+DirectXのセッションのほか、私によるPowerShell3.0のセッションがあります。PowerShell3.0を使ったリモート管理を実際のデモをまじえてご紹介します。

PowerShell 3.0 概要(2012/06/09 Community Open Day 2012 大阪会場

PowerShellはWindows Serverの管理、自動化の要となるシェル・スクリプト環境です。今年中にもリリースされるWindows Server 2012とWindows 8の登場とともに、PowerShellはバージョン3.0にアップデートされます。今回のセッションではPowerShellの基本を軽くおさらいし、3.0になって追加された新機能と改善点をご紹介します。

6/9のCommunity Open Day 2012 (COD2012)は全国のIT系コミュニティで共催されるイベントです。マイクロソフト社員の方によるキーノートから始まり、各コミュニティのスピーカーが各会場でセッションを行います。大阪会場では私は森理麟さんとわんくま同盟大阪から登壇させていただき、PowerShell3.0の新機能をすべて網羅してご紹介します。内容はbeta(間に合えばRelease Preview)対応版となります。森理麟さんはWSHなどを使ったWindowsクライアントの自動化の話、私はPowerShellでサーバー管理・自動化の話となり、わんくま大阪としては「Windows自動化」をテーマにCOD2012に参加します。

私のセッションに関しては、6/2と6/9のどちらか一方、あるいは両方聴いても楽しめるようにしたいと思っています。

ご興味のある方はぜひお越しください。会場はどちらもマイクロソフト関西支店です。

2012/04/04

このたび、来たる4/24・4/25に東京でMicrosoftにより開催される、開発者向けWindows 8紹介イベント「Windows Developer Days」(WDD)にスピーカーとして参加し、PowerShell 3.0 に関するセッションを行うことになりました。

私のセッションはTrack 3 (Server & Cloud session) 1日目の16:00〜16:45 SC-015「非 Windows ユーザーにもお勧め Windows PowerShell 3.0 概説」となります。セッション概要は以下の通りです。

Windows 8 および Windows Server "8" には Windows PowerShell 3.0 を含む Windows 管理フレームワーク 3.0 が組み込まれ、システム管理機能が大幅に強化されました。このセッションでは PowerShell 3.0 を用いた Windows サーバー管理・自動化の概要をデモを交えてご紹介します。

ワークフローを初めとするリモート管理機能のデモを実機で行う予定です。より洗練され高機能化したWindows サーバー管理の手法をご覧いただけるかと思います。セッションタイトル通り、「非 Windows ユーザーにもお勧め」のセッションでして、Windows サーバーもここまでシェル&スクリプト環境が進化し、UNIX系サーバーとは若干異なったWindowsならではのアプローチで便利に利用できるようになったところを是非見ていただこうと思っています。

また開発者向けのイベントということで、開発者の方にもこれから特にサーバーアプリケーションでは主流となる、PowerShellベースのWindows アプリケーションの概念と構築手法についてご提案させていただければと思います。

8セッションが同時進行で行われるのですが、参加者の方でもしご都合が付きましたらぜひ、聞きに来ていただけると嬉しいです。

またWDDは4/18までに参加登録すれば早期割引料金で参加できますので、まだ登録されていない方はご参加をご検討いただければ幸いです。

何気にMicrosoft公式イベントで、社員の方にまじってセッションをするというのは初の経験でドキドキしてます。当日はよろしくお願いします。

2012/03/07

3/24(土)に広島の日本マイクロソフト株式会社中四国支店で第27回.NET 勉強会 / ヒーロー島が開催されます。今回のテーマは「ハンズオンでPowerShellに触れてみよう」ということで、丸一日かけてPowerShellセッションとハンズオンが行われます。

.NET 勉強会 / ヒーロー島 - 第27回勉強会

私はこのうちハンズオンのスピーカー(進行?)を担当させていただきます。ハンズオンの前に行われるセッションにはマイクロソフトエバンジェリストの安納さんがスピーカーをされ、PowerShell概要、そして3.0のお話をしていただきます。

ハンズオンというのは通常のセッションのようにスピーカーの話を聴くのがメインのスタイルではなく、講師の指示にしたがいながら実際に自分のノートPCで操作を行い、学習を進めていく方式になります。今回はPowerShellの基本操作を学ぶハンズオンにしていきたいと考えています。

ハンズオンに参加していただくにはノートPCが必須になります。ぜひ、ご自分のノートPCをお持ちいただきますようお願いします。Windows 7でしたら特に前準備は必要ありません。Vista, XPの場合は.NET Framework 3.5 sp1以上とPowerShell 2.0をあらかじめインストールしておいていただきますようお願いいたします。Windows 8 のプレビュー版やPowerShell 3.0 beta版をさっそくインストールされている方もそのままご参加いただけます。

ハンズオン内容に関しては現在構成中ですが、もし「これをやってみたい!」というのがありましたらコメント欄やTwitterなどでご連絡いただければ、参考にさせていただきたいと思います。

お近くの方でご興味がございましたら、ぜひご参加ください!丸一日PowerShell漬けの勉強会というのはなかなかないですので!スタートメニューにある謎の(?)プログラム、この機会に触ってみませんか!それとエバンジェリストによるPowerShell 3.0話を聴けるめったにないチャンスですよ!

というわけでみなさまのご参加、お待ちしております。

2012/02/14

2/25(土)に開催されるわんくま同盟 大阪勉強会 #47で、「PowerShell 3.0 概要」と題してPowerShell 3.0のセッションをします。

PowerShell3.0はWindows 8とWindows Server 8に搭載され、従来のコンソールexeの大半がOS付属モジュールのコマンドレットに置きかわります。その数Win8では800以上、Server8では2000を超える量になります。これまでのexeも互換性のために残されますが、今後の主流は間違いなくPowerShellコマンドレットにシフトしていきます。

Windows Server 8では「役割」と「機能」に対応するPowerShellモジュールがそれぞれ用意され、管理用GUIがPowerShellモジュールの機能を呼び出す構造への移行がより一段と進みます。

Windows Server本体のみならず、サーバーアプリケーションでもMicrosoft製品はもちろん、サードパーティ製のものでもPowerShellモジュールが付属しているのが珍しくなくなりました。またOffice365やWindows AzureといったクラウドサービスもPowerShellで管理できるようになってきました。

PowerShellの利用場面の増加に答えるように、PowerShell3.0ではさまざまな改善と機能追加が行われています。今回のセッションではそれらをご紹介します。Windowsを管理する上でPowerShellはもはや必須といえる段階になってきたと思います。この機会にPowerShellを始めてみませんか?

今回は先日MVPを受賞されたちゅきさんのActiveDirectoryの話やmoririringさんによるC#開発中級編の話、TWorksさんによるスマフォやタブレットの開発をHTML5対応JSフレームワークで行う話など、もりだくさんです。お時間がございまいたら2/25はぜひ、わんくま勉強会へお越しください!


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